くらし情報『難病で右足失ったキッズモデルが再出発「痛みで記憶が無く…」』

2020年11月1日 11:00

難病で右足失ったキッズモデルが再出発「痛みで記憶が無く…」

行動はいつも母・奈美さんと一緒で、上京の際は新大久保で韓国料理を堪能。

行動はいつも母・奈美さんと一緒で、上京の際は新大久保で韓国料理を堪能。



壊死した足は感染症のリスクが高まり、死に至る――。右足の切断を突きつけられた12歳のキッズモデル・海音(あまね)。現在、19歳になりモデルとして再出発を果たした海音に、当時のことを語ってもらった。

5歳のとき、お気に入りのブランドショップのフォトコンテストでグランプリに輝いた海音は、カタログモデルとなり、それを機に、複数のブランドからオファーが舞い込んだ。春・秋のカタログ撮影、キッズコレクションの出演で大阪から上京するなど、多忙な日々を過ごすことに。小4の冬にはアイドルグループに所属し、いきなりメイングループでデビューすることになった。


何もかも順調と思われていたが、このころから体調の変化があったと、海音は言う。

「耳が聞こえづらかったり、耳鳴りがしたんです。耳だれもすごくて、袖で拭いたら、すごくぬれてしまった」

他にも、ダンス中に意識を失ったり、右足に激痛が走り、立っていられなくなったことも。病院に行き血液検査をすると、担当医からこう告げられた。

「すぐに入院してください」

病名までは判明しなかったが、2週間ほどして、詳しい医師のいる病院に転院したところで、全身の血管に炎症を起こす、難病指定されている多発血管炎性肉芽腫症だとわかったのだ。

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