2020年11月11日 06:00
売却した家に住み続けられる「リースバック」の利用例
利用者が不動産会社に自宅を売却
(2)利用者が不動産会社から売買代金を受け取る
(3)その家を不動産会社が利用者に賃貸物件として貸す
(4)不動産会社に利用者が家賃を支払う
【リースバックが向いている人】
・年金が少ないので生活費が足りない
・事業資金が足りない
・売却したことを周囲に知られたくない
【リースバックのメリット】
・自宅を売却した後、賃貸借契約を結び、そのまま自宅に住み続けられる
・資金用途は問われない
・売買契約の際、年齢は問われない
【リースバックのデメリット】
・売却した不動産会社が家を転売すると、賃貸借契約先が変わるため、途中で契約内容が変わることがある
持ち家を活用した、セカンドライフの夢のかなえ方を菱田さんに教えてもらった。
【ケース】子どもの学資が支払えないB子さん夫婦(50代後半)
子どもの大学の費用が予想外にかかってしまったというB子さんは、夫の退職金を充てるつもりだったが、想定外のことが起きてしまった。「夫の会社がコロナ禍で業績が悪く、退職金はアテにできないことがわかったのです。自宅を売却した資金で費用を捻出するしかないと思ったのですが、私自身、パートの仕事が忙しく引っ越しが難しいのと、新しい住まいを見つける時間がなくて……」