コロナ禍に不向き…梅垣義明「鼻から豆飛ばしやりたいけど……」
後はペニスケースを付けるネタはできますね。
すずまさ「何、ネタを選別してるんですか(笑)。あれは飛沫はないので確かにできますけど」
梅垣「とにかく客席に降りないでも自己完結できるネタを新しく作ったり、昔のネタを変えてみたりしようと考えてますね」
ーーコロナ禍でもできるネタを選んだり、作ったりするのは大変ですね。
梅垣「そうなんですよ。例えば『ラ・ヴィ・アン・ローズ』という曲を歌いながらお客さんの顔にサランラップを巻いて僕がお客さんにキスをするネタがあるんです。あれって飛沫は大丈夫なんですが、見ている方は『この時期にこんなことをするの?』っていうのが心理的にあると思うんですよ。『だったらやめよう』と。やっぱりお客さんがリラックスして楽しんでもらえる状況を作りたいので」
ーーそもそも歌いながら豆を飛ばすネタはどうやってできたんですか?
梅垣「最初は歌だけだったんですよ。
でも誰も聞きやしませんから。それで演出家の喰始さんが『歌が歌えるし、シャンソンが好きだったらシャンソン歌いながら、なんかやってみたら』って。だから歌いながら何かネタをやるという形を作ったのはうち(ワハハ本舗)の喰始です。