『魔女がいっぱい』アン・ハサウェイの魔女が怖すぎる!
劇中に出てくるネズミたちがとにかくカワイイ!VFX(視覚効果)技術で表情やしぐさが本当に豊かで、心底癒されます。それに比べ、大魔女を演じるアン・ハサウェイの怖いこと。目が大きいだけに、睨まれたらネズミでなくても震え上がってしまいます。
でも、怖すぎて笑っちゃうんです。口が裂けるシーンや臭いを嗅ぐシーン、そして訛りの激しい巻き舌の話し方。何もかも大げさで、張り切った感満載です。映画『チャーリーとチョコレート工場』と世界観が近いなあと思ったら、やはり同じ原作者でした。
春休み、子どもたちと映画を見てから原作を読むのも楽しいですね。
(文:西元まり)
「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載