森田剛「もういいでしょ」ファンに語った解散発表直前の一言
それだけ結束が固かったメンバーなんです。話し合いが終わった後に、井ノ原さんが、『今日もすごいケンカになっちゃったよ』なんて言って笑っていました」
’95年にデビューして以来26年。誰一人欠けることなく活動を続けていたことから、いつしか“ジャニーズの優等生”とまで呼ばれるようになったV6。
だがデビュー当時を知るテレビ局関係者によれば、
「最年長の坂本昌行さんが24歳、最年少の岡田准一さんはまだ14歳というグループ内での年齢差にも、みんな戸惑っていました。
たとえば森田剛さんの教育係は坂本さんが務めていました。森田さんは10代のヤンチャ盛りですから怒られることもしょっちゅうで。
坂本さんが『お前は仕事とプライベートとどちらが大事なんだ?』と、詰問したとき、森田さんが『プライベートだって大事ですよ』と答えて、怒りの火に油を注いだこともありました」
そんな彼らの距離を縮めていったのが、’97年にスタートした『学校へ行こう!』(TBS系)だったという。
「坂本さんと三宅健さんが組んで向かったのは高飛び込みで有名な高校だったのです。
坂本さんは10mの高さから水面へ飛び込むまで2時間くらいかかって……。