眞子さまの“意味深な歌”が今年も話題「秋によい便りが…」
(前出・皇室担当記者)
そして今年のお題は「実」。注目された、眞子さまの歌は――。
《烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に》
宮内庁が発表した文書には《眞子内親王殿下は、幼い頃から烏瓜の美しい色合いがお好きでした。季節が深まるにつれて烏瓜の実が秋の色に染められていくように見える様子をお詠みになりました》との解説が添えられている。歌人の梅内美華子さんに、この歌を解説してもらった。
■今秋、眞子さまと小室さんは30歳に
「烏瓜の実の鮮やかな朱色を『冴ゆる』と表現されたのは、眞子さまがその色にはっとして立ち止まり、眼差しを向けられたと想像させます。凜とした韻律と、抑揚の利いた美から、眞子さまが大人になられたと感じました」
では眞子さまはなぜ、「烏瓜」を歌に詠まれたのだろうか。
「実は、烏瓜には『よき便り』という花言葉があります。
烏瓜の種子の形が結び文に似ていることからついた花言葉です。その烏瓜が秋の色に染まる……。つまり、秋によい便りが来るようにと願われた歌なのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)
今年の秋といえば、10月に眞子さまと小室さんがお二人とも30歳の誕生日を迎えるタイミング。