「開催意義を説明できない」JOC理事が疑問視も政府は精神論連発
JOC理事という立場でありながら、“身内”への批判を臆せず行った山口氏には称賛の声があがった。
《山口香さんの明快な理論。すごく常識的なのに、新鮮に感じる。》
《山口香さん、全くもって正しいことしか言ってない》
《JOC理事の山口香さん、内からの忠言よく仰られた。思ってることを言ってくださった》
いっぽう開催判断の最前線である政府は“精神論”を連発している。菅義偉首相(72)は「コロナに打ち勝った証の五輪」と繰り返し、丸川珠代五輪相(50)は11日に「五輪で絆を取り戻す」(丸川珠代五輪相)と発言していた。
“机上の空論”で五輪開催が実現するのか、不安は募るばかりだーー。