2021年5月14日 15:50
夫看病で妻も重症化 大阪の自宅待機患者が直面する深刻な現実
このときも吉永さんらが保健所にかけ合ったおかげで入院できたものの、Bさんは翌日に人工呼吸器をつけなければならないほどの重症だったという。
つまり自宅待機を余儀なくされたことで夫の症状が悪化し、さらに妻にも家庭内感染が広がったということだ。また、退院にも問題が。吉永さんが語る。
「保健所の基準では感染から10日が経過すると、自動的に“コロナは治った”と判断されてしまうんです。そのため患者はどれだけひどい状態でも、コロナ患者受け入れ病院から早期に退院させられてしまいます。
実際にBさんは退院する段階で、まだひどい肺炎の症状が残っていました。そのため、今はうちの病院に転院してもらっています」
大阪での医療崩壊が深刻化するなか、現場の奮闘が患者を支えている――。
「女性自身」2021年5月25日号 掲載
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