「電気をこまめに消す人はたまらない」節約新常識をFPが解説
このとき、生活費などの使う口座とたまる口座を分けて、金融機関の自動積立を利用します。引き落としを給料日後すぐに設定すると確実です」
貯蓄額がいくらか迷うが……。
「手取りの10%から始め、余裕があれば増やしましょう。ただ子どもの独立後は“人生最後のためどき”。30%まで増やしたいですね」
お金を使う誘惑に負けそうだ。
「目の前の誘惑と貯蓄目標を比べてみて。目標の楽しみが大きければ、誘惑に負けないでしょう。また、たまる口座のキャッシュカードは持ち歩かず、簡単に引き出せないようにすると安心です」
■電子マネーには毎週月曜日、週の予算額をチャージ
「電子マネーは、いくら使ったかを把握しづらいオートチャージをやめましょう。
1週間の予算を決め、毎週月曜日など決まった曜日に予算額をチャージ。月曜以外の追加チャージは禁止で、履歴を確認しながら予算内に抑えましょう」
■通帳を毎週1回“ながめるだけ貯金”
「たまる口座の通帳は残高が増える一方。見ると「絶対に減らしたくない」と貯蓄のモチベーションが上がります。使う口座の残高は減っていきますが、次の給料日にマイナスでなければOK。予算達成を見届けましょう」