くらし情報『宇多田ヒカル「ノンバイナリー」公表とLGBT、そして“QIA+”とは』

2021年7月26日 16:00

宇多田ヒカル「ノンバイナリー」公表とLGBT、そして“QIA+”とは

『パンセクシュアル』はアセクシュアルの対義語で、相手の性に関わらずどんな人でも愛することができる、全性愛の人。

『Xジェンダー』はノンバイナリーとよく似た言葉ですが、こちらに性表現(ふるまう性)の概念は含まれず、性自認(こころの性)が男性にも女性にも当てはまらないこと。『トランスジェンダー』は生まれたときに割り当てられた性別が、自身の性自認(こころの性)または性表現(ふるまう性)とは異なることを指します」(村上さん)

■ジェンダーアイデンティティの可視化

自身のセクシュアリティをオープンにできる人が増えた昨今、今まで「見えなかった」現実が可視化されただけで、決してセクシュアルマイノリティやノンバイナリーが「増えた」わけではないと、村上さんは言う。

「インターネットやSNSのおかげで、自身のアイデンティティがより明確に説明できるようになったのだと思います。そうした背景から、異性愛者、同性愛者関係なく『私はノンバイナリーかもしれない』と気付いた人もいるかもしれません」

SHIBUYA109 lab.はZ世代のジェンダーに対する意識調査を行った。日本におけるZ世代とは1990年代後半から2012年頃に生まれた世代を指し、幼少期からインターネットに触れてきたデジタルネイティブ世代のことだ。

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