くらし情報『宇多田ヒカル「ノンバイナリー」公表とLGBT、そして“QIA+”とは』

2021年7月26日 16:00

宇多田ヒカル「ノンバイナリー」公表とLGBT、そして“QIA+”とは

1969年6月28日、アメリカ・ニューヨークにあるゲイバー「ストーンウォール・イン」で、セクシュアルマイノリティ当事者らが初めて真っ向から警察に立ち向かい、暴動となった事件がプライド月間の発祥だ。プライド月間は1970年代前半以降続いており、伝統のある運動となっている。

宇多田の「ノンバイナリー」公表は性的指向のカミングアウトだと混同されがちだが、「自分は自分であり、男や女などの価値観では生きていないと発言しただけだ」と村上さんは考える。近年だと、小学生のランドセルは「男の子は黒、女の子は赤」という固定概念がなくなり、好きな色を選べるようになった感覚が近いという。

■そもそも、セクシュアリティには4つのタイプが

4つのタイプの組み合わせで、カテゴライズが変わってくるという。

【身体的性】からだの性。生まれながらに定められている性別
【性自認】こころの性。自分がどのような性を自認しているのか
【性表現】ふるまう性。
自分が表現したい性
【性的指向】好きになる性。どのような性に恋愛感情や性的感情を抱くか

上記の組み合わせで、呼び方も変わる。村上さんによると、Facebookアメリカ版の性別欄には58種類の記載があり、タイ版の性別欄には18種類の記載があるそうだ。

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