40、50代が注意したい病気とお金のリスク 乳がん発症率最高に
の発症リスクが跳ね上がります。定期的にがん検診を受けて、早期発見・早期治療を心がけることで、治療費などを抑えることも可能です。また、女性は閉経後、体を守っていた女性ホルモンが減少することで、高血圧や糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなります。さらにこれが、脳卒中や心筋梗塞など重篤な病気を招くだけでなく、認知症や骨粗しょう症など介護リスクを高める病気を引き起こすことに。人生の後半戦は、違う人間になったつもりで生活習慣を改善していくことが重要です」
前出の横手さんもこう続ける。
「定番ですが、ウオーキングなどの適度な運動、質の高い睡眠、栄養バランスのとれた食事を心がけて、病気をよせつけないこと。老後に向けて今から毎日、心身ともに健康な自分を作る意識をもつだけで、トラブルが起きたとしても、ダメージを小さくできるのです」
■45歳~59歳で気を付けたい病気とお金リスク
次に紹介する45〜59歳までの注意点をもとに、人生後半戦に高まるリスクを把握し、病気とお金の両面から今すぐにでも対策を始めよう。■45〜49歳
病気:乳がんのリスクが高まる【※1】/うつになる人が増える
【※1】乳がん手術費はおよそ60万円!定期検診と保険の見直しを
12人に1人が罹患する乳がんの発症率が高いのは45〜50歳。