くらし情報『9月、子どもたちに迫る危険「放課後クラスターで家族全員感染」も』

2021年9月2日 06:00

9月、子どもたちに迫る危険「放課後クラスターで家族全員感染」も

大人が子どもに移さないことが重要です」

そんななか、この9月から多くの学校で新学期が始まる。子ども同士の接触の機会が増えることで校内クラスターが発生し、猛威を振るっているデルタ株が家庭に持ち込まれてしまう心配もある。

それを受けて、特に緊急事態宣言が発出されている自治体の学校のなかには、夏休みを延長したり、休校したりなどの措置を取っているところもあるがーー。

「学校閉鎖や休校をする小中学校があるのと同時に、感染を恐れて子どもを登校させないという保護者の方もいるようですが、学校に行かないことで生じるさまざまな影響を懸念しています」

そう話すのは、福島県医師会でコロナ担当を務める星北斗副会長。

「東日本大震災による原発事故で、放射能を過度に恐れるあまり、子どもを家から出さない、学校にも行かせない、という保護者が多くいました。その後、ストレスや運動不足などにより子どもたちの健康指標が極端に悪化したことがあります。デルタ株はたしかに感染力が強いですが、子どもが重症化することは極めてまれです。そして、各学校では感染対策について、大きな教室を使う、アクリル板を多用する、時間差登校を行うなど工夫をしていて、先生方も子どもたちのマスク着用や行動に気を配っています。

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