くらし情報『受け取る順番と受け取り方で税金が0に!賢い退職金のもらい方』

2021年9月30日 15:50

受け取る順番と受け取り方で税金が0に!賢い退職金のもらい方

「年金の受給開始を繰下げてしまったために、生活が苦しくなったというようでは本末転倒です。年金の繰下げをするときには必ず家計の見直しをしましょう。公的年金や企業年金などトータルで、収支が見合うのかシミュレーションしてから決めましょう」

【ケース2】退職一時金と確定拠出年金を一気に受け取る場合、課税される!どうしたらいい?

60歳で退職一時金と確定拠出年金の一部を受け取り残りは分割。

確定拠出年金(DC)は「会社が掛金を出し運用は自分自身で行う企業型」と「自分で掛金を出す個人型(iDeCo)」がある。

受け取る時期は、60歳から70歳までの間で決めることができ(’22年4月からは75歳までに引き上げ予定)、受け取り方も、「年金」「一時金」「年金と一時金の組み合わせ」の3種類があり、自分で選択できる。注意したいのは、掛金、運用益は非課税だが、受け取り方によっては税金がかかってしまうこと。

「確定拠出年金のうち、企業型DCとiDeCoを一括で受け取ると退職所得控除の対象に。その場合、掛金を納めていた加入期間を勤続年数とみなし計算します。
勤続年数が38年の人が、2,000万円の退職一時金とは別に、企業型DCに15年加入して500万円受け取れるとします。

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