2021年10月8日 11:00
【医師解説】ブレイクスルー感染しない「外食」「旅行」ルール7選
そのため、数十メートルも浮遊して感染する可能性があると考えられています」
しかもエアロゾルは、「3時間程度は感染性を有し、空気中を浮遊し続ける」ことも報告されていて、「特に密室において感染の確率が高まる」ことが指摘されている。
ワクチン接種を完了した人でも感染してしまう「ブレイクスルー感染」のリスクがあることを考えれば、制限が解除された街中において感染対策は欠かせないのだ。
制限が解除されたなか、可能な範囲でレジャーを楽しむためにはどういった点に気をつけるべきなのか。多くの人が楽しみにしている「外食」と「旅行」に焦点を当てて、対策が緩みがちなポイントを小川先生に解説してもらった。
【1】消毒アイテムは必携
外食に出かける際にも、アルコールティッシュ、消毒スプレーは忘れずに。
「こまめな消毒は感染予防の基本です。外出の際には必ず携帯するようにしましょう。人流の増加が予想されるため、不特定多数の人が触れる箇所には、一段と気を配りたいところです」
【2】店の入口で感染対策をチェック
飲食店を選ぶ際には、基本的な感染対策ができているかの確認を。
「消毒液は完備されているか、入口のドアは開放されているか、換気はできているか、座席の間隔を十分にあけているか、などに着目します。