2021年10月14日 15:50
特徴は?実用化めどは?開発進む「コロナ治療薬&ワクチン13選」
ウイルスの抗原を作る。変異種にも迅速に対応可能。
【VLPセラピューティクス・ジャパン】「mRNAワクチン」/実用化の見込み:22年中
ウイルスの遺伝子情報を体内に投与。ウイルスの抗原を作る。大量生産が容易にできる。
【KMバイオロジクス】「不活化ワクチン」/実用化の見込み:’22年度内
感染や増殖のリスクのない、不活化したウイルスを体内に投与する、従来型のタイプのワクチン。
【田辺三菱製薬】「植物由来ワクチン」/実用化の見込み:’23年3月
生育の早いタバコ属の植物にウイルスの遺伝子を組み込み、葉からワクチン成分を抽出。
【塩野義製薬】「経鼻ワクチン」/実用化の見込み:’22年度内に治験開始
鼻や喉の粘膜に免疫をつけて感染を予防。
医療環境が未整備でも使用できるメリットが。
「不活化した新型コロナウイルスの一部を体内に投与する不活化ワクチン、ウイルスの一部のタンパクを人体に投与して免疫を作る組み換えタンパクワクチンやDNAワクチン、1回の接種で済むジョンソン・エンド・ジョンソン社製のワクチンなど、さまざまな種類のワクチン開発が国内外で進められています。実用化されれば選択肢が広がります。