くらし情報『脳腫瘍で話せなくなった妻を見送り…高木ブー語る家族の時間』

2021年10月18日 11:00

脳腫瘍で話せなくなった妻を見送り…高木ブー語る家族の時間

加藤茶、仲本工事のドリフメンバーはもちろん、ももいろクローバーZ、大槻ケンヂなど、世代を超えて交流のある若いメンバーも参加した。高木さんのウクレレ演奏が、中学の音楽教科書の副教材のDVDに収録されたのも4月からだ。

荒井注さんは71歳(00年)で、いかりや長介さんは72歳(04年)で、いちばん年下だった志村けんさんは70歳(20年)で鬼籍に入ってしまった今、ドリフメンバーの最高齢となった高木さんだが、その快進撃は止まらない。

娘のかおるさん(58)がうれしそうにこう言った。

「父が頑張っているのを見て、先日も加藤さんが『ブータンが88歳まで頑張れるんだから、俺もできるかな』と、話していました」

■学生時代はウクレレざんまい。バンドで大卒の初任給より稼ぐ月もあったりで音楽の道へ

「中3の僕の誕生日、三男の昇司兄ちゃんが、ウクレレをプレゼントしてくれたんです。兄は、灰田勝彦・晴彦兄弟の追っかけをするほどハワイアンに夢中でした。で、まぁ、僕もハマるわけです」

最初はコードすらわからなかったが、次の夏には、夏祭りの即席バンドに誘われて、初ステージを経験する。


「ステージで演奏するのは気持ちよかったですね。

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