2021年12月23日 11:00
FPが教えるコロナ時代“保険の新常識”「貯蓄型保険はおすすめできない」
想像だにしていなかったコロナ禍で私たちの「常識」はことごとく変わってきましたが、お金だって例外ではありません。新しい時代の「お金の常識」をしっかり身につけて、来年こそお金を貯めよう!
「コロナ前は当たり前だったお金の使い方が、ウィズコロナの時代にはそうではなくなるなど、お金にかかわる価値観がガラッと変わりました。こんなときだからこそ、変化に対応して“負けない家計”を作りましょう。今は生活がキツいかもしれませんが、できることはたくさんあるはずです」
そう話すのは、『こんな時代でもラクラク貯金ができる!○×でわかるお金の正解』(KADOKAWA)の著者で、家計再生コンサルタントの横山光昭さん。
家計管理において、見直し効果が絶大な固定費が「保険料」。多くの人が不必要な民間保険に入りすぎているので、保障の内容を少し見直すだけで、大幅なコストカットが実現できる。
「将来が不安だからといって、医療、死亡、貯蓄目的の保険にすべて加入している人をよく見かけます。すべての保険が無駄というわけではありませんが、必要な保障をきちんと見極め、なるべく少ない金額で不測の事態に備えることが大切です」(横山さん・以下同)