くらし情報『要介護4から回復!作家・澤地久枝91歳、自民党へ怒りの仁王立ち』

2021年12月12日 06:00

要介護4から回復!作家・澤地久枝91歳、自民党へ怒りの仁王立ち

しかし孫の年代ほど年下の家政婦が18時に辞去後、明け方までの時間帯におむつは重くなり、ぬれた感触が気持ち悪かった。

5月20日には《取り換えに3時間かかった》と記されている。

「自分で外して、新聞紙に包んで、捨てて新しいのと取り換えて……にそれだけ時間がかかった。《途中で眠る》と手帳に書いてあるわよ」

あきれたように、笑った。

31歳のときに父をがんで亡くし、41歳の作家デビュー直後に母を脳卒中で亡くした。以来続ける単身生活の基盤には「強い自立心」があることに違いないだろう。

「なんでも自分の手で、できる限りやる。そのために、できることから始めたんです」

しかしこの「3時間おむつ替え」はよほど難儀だったか、翌日には、強引におむつを取って下着に戻してしまった。
そしてベッド近くにポータブルトイレを置き、その間の数歩の移動を、リハビリ、トレーニングの第一歩とした。

ときに、26日からは弟がケアマネジャーと相談していた地域包括支援センターから、訪問介護員(ホームヘルパー)が来ている。

訪問介護とは、月〜金曜の1日約1時間、食事やトイレ、入浴などの「身体介護」と、調理や掃除、洗濯などの「生活援助」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.