カギは家族の作戦会議!話題のプロが教える“リバウンドしない”片付け術
「大抵、片づけはお母さんが主体ですが、家族の理解と納得は不可欠。どんな暮らしをしたいか、なりたい自分のイメージと、なんのために片づけるかを共有することがリバウンドしない秘訣です」
3日間の「片づけ合宿」のための休日を確保できたら、次のとおり。進める順番が大切だ。
【1日目】まずはバックヤードを空ける
効率よく片づけるにはバックヤード(全室の収納・廊下収納・押入れなど)の収納物を全出しする(すべて出す)ことから。要るもの要らないものを洗い出し、それぞれ厳選する。
「ここから手をつけることで、減らす覚悟ができ、忘れていたものと対面もあります。なぜ捨てられないのか考える『心の全出し』作業も。一度出してしまったものは処分か、再びしまうかの2択しかありません。
全部出してしまうことで、うやむやにしてしまうということも防ぎます」
選択の基準は「いま必要なものを選ぶ」に尽きるという。
「使っていないもの、卒業したものは処分する流れができます」
ちなみに石阪さんが推奨する寝具はベッド。万年床よりも省スペースで防災面でも安全だという。
「ベッド下のスペースは防災用の備蓄品を収納するなど有効活用できます。