くらし情報『「2カ月後に死のうと…」親ガチャ苦悩の女性がそれでも生きる理由』

「2カ月後に死のうと…」親ガチャ苦悩の女性がそれでも生きる理由

すると母は『あなたが切るなら私も切る!』と言って、目の前でバッサリ……。切る意味がわからないんですけど(笑)。

母は傷が治るとケロっとして、普通に社会生活を送っていました。でも、私はその光景がトラウマになって、高校生になってもフラッシュバックに悩まされていました」

Jさんは高校を卒業したあと、就職に失敗。そして、フリーターになった。経済的な苦しさから母と同居していたが、Jさんの帰りが遅いと母は彼女の携帯に『今から死にます』といった留守電を残して、追い詰めたという。そうした行為に耐えられなくなり、22歳で家を出ることに。しかし、逃れられなかった。


「母が夢に出てくるんです。飛び起きたら、汗びしょびしょで心臓もバクバク。涙も止まらなくなったり。それでメンタルクリニックに行ったら、『あなたの性格の問題じゃないですか?』って言われて……。傷つくのが嫌なので、それ以来行っていません。自分の心がおかしいのに、どうしたらいいのかわからない。ずっと泣いている時期もありました」

■還暦のあてつけに死ぬことを決心

そんななか、Jさんは28歳で再び実家に戻ることに。キッカケは“猫”だった。


「飼っていた猫が病気になったんです。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.