くらし情報『渡辺美奈代 新聞受け覗くとファンと目が…命の危険感じたおニャン子時代』

2021年12月19日 06:00

渡辺美奈代 新聞受け覗くとファンと目が…命の危険感じたおニャン子時代

、『ギンギラギンにさりげなく』(’81年)など、レコードも何枚か買ってもらえましたが、やっぱり高価だったので、歌を聴くのは『ザ・ベストテン』(’78~’89年・TBS系)や『ザ・トップテン』(’81~’86年・日本テレビ系)でしたね」

当時、アイドル雑誌のグラビアページを切り抜いては、透明の下敷きに挟んで学校に持っていったものだ。

「アイドルグッズもはやっていて、私も黒地に金色の文字で『近藤真彦』と大きく書かれた鉛筆を持っていました。それが先生に見つかると『君の名前は近藤じゃないだろう』って怒られるんですね」

■怖いもの知らずだった当時。水着審査で選んだのはビキニ!

’82年には中森明菜や小泉今日子らがデビュー。アイドル全盛期が訪れていた。

「なんせ愛知県の田舎育ちなので、そんな華やかな世界はテレビの中だけ。中学時代の生活の中心は、卓球部の厳しい部活動で、土日にも試合がありました。そこそこの選手だったんですよ(笑)」

中3で引退すると、放課後の時間を持て余すように。
だが、まだアルバイトもできない中学生。“何か習い事でもしたいな”と思っているとき、名古屋のタレント養成所の募集記事が目に入った。

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