くらし情報『渡辺美奈代 新聞受け覗くとファンと目が…命の危険感じたおニャン子時代』

2021年12月19日 06:00

渡辺美奈代 新聞受け覗くとファンと目が…命の危険感じたおニャン子時代

人が集まりすぎて身動きが取れなくなり、近くの商店街に助けを求めたこともありました。警察を呼んでくれるのですが、“身元引受人”である事務所の人に、警察署に迎えに来てもらう姿は、補導された少女みたいでした」

番組で「ケンタッキーフライドチキンが好きだ」と話すとカーネル・サンダースの人形が、「不二家のケーキが好きだ」というとペコちゃんの人形が、家の前に置かれていたりもした。ときには身の危険を感じることもあったという。

「いまと違ってオートロックもなかったし、住んでいた家は、玄関のドアに郵便ポストがついているタイプで。ふと玄関を見ると郵便受けの蓋が開いていて、誰かと目が合うなんてこともありました。蓋をバンダナで目隠しすると、翌朝、床にバンダナの燃えカスが落ちていたり……」

熱狂的なファンがいたのは、それだけ多くの仕事をこなしていたから。あまりの忙しさのなか、鮮烈に覚えているのが、マッチとの“出会い”だったという。

「マッチさんとは同じレコード会社で、幼いときは数枚しか持っていなかったレコードの、サンプル版とかを何枚ももらえたんです。
そんなご縁もあり、私を担当してくれたディレクターさんがマッチさんの『愚か者』(’87年)

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