2021年12月21日 11:00
3人に1人が被害…重大事故も引き起こす「イヤホン運転」自転車の危険な実態
悪びれる様子も無く、ただ「すいません」だけで去っていった。腹が立った(40代・女性)
■事故を起したら車の運転手にも責任が……
歩道を歩いているときだけでなく、車を運転する際に危険な思いをする人も多い。車の走行音やクラクションが聞こえておらず、ドライバーにとってはやっかいな存在のようだ。
車を運転中、自転車の人が車の接近や、クラクションに全く気付かない事がありました(40代・女性)
自転車の後ろを車で走っていたら、いきなり道を横切って反対側へ……急ブレーキを踏みました。轢いたら車を運転している私の責任になるので怖かった。音が聞こえないから、後ろに誰もいないと思ったのかもしれないが、非常識(20代・女性)
車を運転しているとき、イヤホンを付けて自転車を運転していた20代ぐらいの男性が、後ろを一度も見ることなく車道を左から右に横断して轢きそうになった。クラクションを鳴らして反射的に睨んでしまったら、相手側もかなり睨んできた。自分が違反運転をしていることなど全く思ってもいないような態度でイラッとした(30代・女性)
■イヤホン運転経験者のうち、4人に1人が危険な思いをしたことがあると回答
被害の声が切実なイヤホン運転だが、実際にイヤホンを付けて自転車を“運転したことがある”と答えた人は31%だった。