2022年3月3日 11:00
杉本彩「弱い立場の命軽んじる社会に幸せない」語った動物福祉活動始めた“原点”
が、殺傷罪と虐待罪で刑事告発したことがきっかけ。すぐに「虐待罪(100万円以下の罰金及び1年以下の懲役)」で起訴されたが、杉本は今年1月、告発内容にある「殺傷罪(5年以下の懲役、または500万円以下の罰金)」の追起訴も求めたのだった。
事業者の非道ぶりは言うまでもないが、厳罰を求め精力的に活動する杉本の姿も印象的だった今回の事件。’19年の動物愛護管理法改正時には25万筆近い署名を集めるとともにロビー活動も行い、殺傷罪と遺棄・虐待の罪、両方において厳罰化を成立させるなど、激烈なアクションを続けている。
イメージが重視される芸能活動への影響も覚悟のうえで動物のために闘うのはなぜか。そう尋ねると、「ものを言えない動物は、社会における最大の弱者。弱い立場の命を軽んじる社会に、幸せはないと思うからです」と答えてくれた。
■「ただ動物をかわいがるのではなく、動物の幸せを最優先に考える」
「子どものころから『弱きを助け、強きをくじく』性分なのですが、そんな私が吐き気を覚えるのが、動物と子どもへの虐待です。
いずれも社会的に最も弱い立場の命を脅かすものであり、被害者には1ミリの非もありません。
ただ、すべてに自分が関わることは無理なので、動物を守る活動だけは徹底してやっていこうと決めたんです。