くらし情報『杉本彩「弱い立場の命軽んじる社会に幸せない」語った動物福祉活動始めた“原点”』

2022年3月3日 11:00

杉本彩「弱い立場の命軽んじる社会に幸せない」語った動物福祉活動始めた“原点”

あのときの教訓が、ただ動物をかわいがるのではなく、動物の幸せを最優先に考える『動物福祉』の考えにつながっていると思います」

さらにその数年前、彼女は東京で初めての保護猫「チロ」と出合う。しかし、当時は所属事務所から独立したばかりで、先住猫もいた。自身が飼うことは断念し、泣きながら里親に託したことも大きかったという。

■今年1月、猫を虐待する動画を挙げたYouTuberの刑事告発が警察に受理された

「別れは本当につらかったのですが、同じように救いが必要な動物に出合ったら助けたいと思い、里親さんにお願いしたんです。大切なのは保護したその子の幸せであり、自分の寂しさや悲しさを優先するのはなにか違うと気づいたころですね」

その後、保護しても保護しても終わりが見えないことを痛感。さらに保護活動を通じて「目に見える範囲のそのまた向こう側に、苦しんでいる動物たちがいることが容易に想像できるようになりました」と語る。「そもそも不幸な動物を生み出したくないですし、そのためには生体展示販売を行うペットビジネスのあり方や、法律の問題についての啓発が非常に大切だと気づいたんです。けれど、個人での活動には限界がある。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.