2022年3月14日 12:26
プーチン大統領をネットで“面白い人”扱いする大きなリスク…専門家は警鐘「脅威を見落とす」
(写真:アフロ)
ロシアが、ウクライナへの侵攻を開始してから2週間近く経った。しかし停戦交渉に進捗はなく、いまだ終わりの見えない状況が続いている。
3月9日の『ロイター通信』によると、これまでウクライナでは516人の市民が死亡。そして、908人が負傷したという。また4日にはロシア軍がウクライナ南東部にある国内最大規模のザポリージャ原子力発電所を攻撃。火災が発生したとも報じられた。
そんななか、日本人の間では思わぬ反応が相次いでいた。それは侵攻の“首謀者”とも報じられているウラジーミル・プーチン大統領(69)を面白おかしくネタにしてきた自らを戒めるというものだ。
ネットでは《プーチンさんって、ネット上でネタ的に消費されてきた側面あるよね…。うっかりそれで親近感覚えてしまってたのを反省している》《おそろしあとかプーチンをネタとして消費しがちだったけど反省》といった声が上がっていたのだ。
「これまでネットではプーチン大統領の冷徹な性格や、鍛え上げた肉体がたびたび話題に。日本ではその姿を『怖すぎる!』と逆に面白がり、ネットを中心にネタとして消費する動きがありました。また秋田犬と戯れる様子や冗談好きといった“ギャップ”を楽しみ、『かわいい!』と感じる人も。