小栗旬「俺、落ち武者みたいでしょ?」大河現場を和ませる“長髪イジり”
「まずはここを目標に動いていた物語。今後の展開を期待して」
4月22日に開かれた『鎌倉殿』の取材会で、壇ノ浦の戦いについてこう語ったのは小栗旬(39)。
8度目の大河出演で主演の座をつかんだ小栗だが、北条義時を演じるにあたって血のにじむような努力をしてきたという。
「小栗さんは左利きですが、これまで主に時代劇などで右利きを演じることもしばしば。撮影の少し前から右利きに矯正して準備するのがお決まりだったといいます。
しかし、約1年という長期間の撮影に臨むには、今まで以上に右利きに慣れる必要があります。そこで撮影が始まる1年以上前から利き手矯正に取り組み、今では右手で魚をさばけるほどになったといいます」(ドラマ関係者)
大河主演のために“左手”を封印した小栗。我慢しているものがもう一つあるようだ。
「映画『銀魂』で地毛を銀髪に染めたように、小栗さんは役作りとして、極力カツラを使わず地毛を生かすことが多いといいます。義時を演じるにあたり、クランクイン前からほとんど散髪していないそうです」(前出・ドラマ関係者)
本誌も3月11日、第45回日本アカデミー賞の受賞式にプレゼンターとして登壇する直前、会場となったホテルのフロント前でゴワゴワの長髪を無造作に頭の後ろで束ねた小栗の姿を目撃している。