くらし情報『文通費は“非課税の給料”、議員宿舎で密会…「議員特権」のあきれた実態』

2022年5月19日 11:00

文通費は“非課税の給料”、議員宿舎で密会…「議員特権」のあきれた実態

別口座に全額プールして貯金をしている議員がいてもけっして不思議ではないという。

「国民から“おいしすぎる特権だ”と言われても返す言葉もありません。都心でマンションが買えるようなお金をもらっているわけですからね」(C議員)

前出のB議員は、文通費に関して、公私の使い分けをしていないことを正直に白状する。

「毎月、同じ口座に歳費(給料・103万5,200円)と文通費が振り込まれます。合算された203万5,200円を収入として考えるので、文通費から何にいくら使ったかなど、いちいち把握はしていないのが実情です。基本的に同じ財布から出るお金なので、公私の使い分けをしている議員は少ないでしょう。領収書も必要ないですから」

10日、立法府をつかさどる三権の長・細田博之衆議院議長は、国会議員の歳費について「議長でも100万円しかもらっていない」「1人あたり月給で100万円未満であるような手取りの議員を多少増やしたって罰は当たらない」と発言し、猛批判を浴びている。やはり、国会議員を長く務めていると、金銭感覚がマヒしてしまうと言わざるをえない。


国民を代表して、民意を行政や財政に反映させるーー。それが国会議員の本分であるからこそ、私たちの血税が数々の議員特権に投入されているはずだ。

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