2022年6月2日 06:00
松原智恵子語る50年の結婚生活 母の猛反対退けてまで夫に週刊誌記者を選んだ理由
周囲だけではなく、松原さんの母・君子さんも猛反対。実家は名古屋市でアパートや旅館、銭湯なども経営しており、君子さんは『女性自身』の取材に対しても、「智恵子は芸能人とは結婚させない。きちんとした実業家を見つけて交際してほしい」と、ハッキリ語っていたほど。
収入の安定しない週刊誌記者などは論外だった。
「純一郎さんとお付き合いするようになってから、母がお見合い話もたくさん持ってくるようになりましたが写真も見ませんでした。
正直、収入のこととか何も考えていなかったですね。結婚は、お金がどうとか、地位がどうとかではなく、“誰とするか”ではないでしょうか。純一郎さんも何度も私の実家に足を運んで、家族の説得にあたってくれました」(松原さん)
初対面の取材で松原さんは「27歳までに結婚したい」と語っていた。
黒木さんはその願いをかなえてあげたかったのだろうか?2人が京都六角堂で式を挙げたのは’72年9月23日。黒木さんは31歳、松原さんは27歳になっていた。
■新婚旅行先のサハラ砂漠で“遭難危機”に!
硬質な花弁が重なり合う茶色い薔薇。それが松原さんの宝物だ。
「“サハラの薔薇”です。