【ご成婚29周年】「一生全力でお守りします」天皇陛下が守り続けたプロポーズの誓い
「天皇陛下と愛子さまも同行されたのは、雅子さまのお体を心配されたからかもしれません。愛子さまが御養蚕所で作業をお手伝いされるのは初めてのこと。
詳しい経緯について宮内庁は明らかにしていません。しかし、ご家族3人で有意義で楽しい時間を過ごされたことは、記念日を目前に控えられた天皇陛下にとっても、“サプライズな出来事”となったことでしょう」
’93年に結婚された天皇陛下と雅子さまは、6月9日に29回目のご結婚記念日をお迎えになる。お二人が出会われた当時、東宮侍従を務めていた竹元正美さんはこう語る。
「’86年10月、スペインのエレナ王女が来日した際、東宮御所で歓待のためのお茶会が開かれたのです。エレナ王女と同年代の若い人も、ということで出席されたのが、外交官試験に合格したばかりだった“小和田雅子さん”でした」
輝かしいキャリアを歩み始めた雅子さまが、お輿入れを決断されたのは、それから6年後の’92年。「皇室に入られることには、いろいろと不安や心配がおありでしょうけれども、雅子さんのことは僕が一生全力でお守りしますから」
プロポーズのお言葉はあまりにも有名だ。
そして陛下は、その誓いを守り続けてこられたのだ。