2022年6月29日 06:00
スマホデビューでトラブル急増!定額話し放題のはずが通話料2万7千円の悲劇
(写真:PIXTA)
スマホに機種変更するシニアが増え、トラブル事例も増加中。格安スマホに乗り換えたのにかえってお金がかかった……なんてことにならないよう、対策を学ぼうーー!
シニア層のスマートフォン(スマホ)所持率が高まっている。
NTTドコモモバイル社会研究所が’22年1月に行った調査によると、スマホの所持率は60代では一昨年の69%から91%にアップ。さらに、70代でも48%から70%と急増中だ。
「スマホデビューするシニアが増えている一方で、トラブルも増加しています」
こう語るのは、ITジャーナリストの三上洋さんだ。スマホに慣れないシニアが誤操作や、不要なサービスを契約させられてしまうことによって、思わぬ散財をしてしまうケースがあるという。
そこで今回、三上さんに実際のトラブル事例と対策を教えてもらった。
【1】話し放題のはずが高額な通話料を請求された!
格安スマホに乗り換えたAさん。
通話料無料のプランに加入して、長電話を楽しんでいた。数カ月後、送られてきた請求書を確認すると、2カ月で2万7000円もの通話料が発生していることに気がついた。
「これは格安スマホに乗り換えた人が起こしがちな操作ミス。