ギネス認定の87歳DJ純子さん「年齢まったく気にしない」77歳からスクールに
1年前まで、高田馬場の名店「餃子荘ムロ」の店主として、毎日、餃子を焼き、仕事を終えた深夜から、DJイベントに出演してきた純子さん。DJデビューは77歳!
「喜寿からDJってすごい?喜寿?ああ、77歳のお祝いね。ごめんなさい、年齢のことはまったく意識して暮らしていないんですよ」
と、純子さん。
デカバーSの店長・MiMiさんは言う。
「スミロックは、いつも素のまま。お客さまの反応を意識しつつも左右はされず、『これが私のスタイル!』って感じで貫いていてカッコいい。どんなにすごい会場でも、緊張せず、いつもどおりのスタイルでやってのける。憧れますね」
純子さんはなぜ、DJになったのだろうか。
■フランス人の青年に教えられてDJスクールに。フジロックから打診があるほどの腕に
あるとき、ムロで働いていた台湾人の女のコから相談があった。彼女がフランス留学中に知り合ったフランス人の男のコが、日本で住むところを探している、と。
「だったら、うちの部屋が空いているから、住めば?」
気軽に言ったひとことが大きな転機となった。
「それがアドリアン。彼はまだ21歳で、モデルもやっていたほどハンサムで。