くらし情報『BTS苦闘の練習生時代 RMがグループの原点…SUGA辞退も考えた』

2022年7月23日 06:00

BTS苦闘の練習生時代 RMがグループの原点…SUGA辞退も考えた

作家の夢を抱きながらも、父親のようなビジネスエリートを目指し、小学生のころから複数の塾に通っていた。

当時の自分について、RMは国連でのスピーチで語っている。

「他人が作った型に自分を押し込もうとしていました。自分の声に耳を閉ざし、他人の声を聞くようになりました。(中略)幽霊のようになっていったのです」

そんな少年が、13歳のときに見つけた「逃げ込む場所」が音楽だった。しかも自分の思いを詞にしてぶつけるラップだ。

パンPdに見いだされたRMは、練習生の第1号として過酷なレッスンの日々を送るようになった。ダンスが苦手な彼は、「なんでラッパーが踊らなきゃいけないんだ」と反抗したり、逃げ出したこともあったという。


■スタジオでのバイト代は少なく、2時間歩いて家へ帰ることもあったSUGA

RMに続いて練習生になったのが、リードラッパーのSUGA(本名=ミン・ユンギ)だ。1993年大邱広域市に生まれた彼は、家庭の経済的事情で祖母に育てられた時期もあるという。小学校5年でヒップホップやレゲエに傾倒し、13歳からラップも自作。中学生でクラシック音楽の作曲にハマり、高校生になるとバスケットボール部で活躍した。

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