BTS苦闘の練習生時代 非公開練習生Vがデビュー危ぶまれたJIMIN救う
ある公式動画で彼は、「死ぬかもしれないと思った」と話している。
それでも事務所の会議では、毎月のように放出されそうになったという。
状況を変えたのはVだった。スタッフから「JIMINをどう思う?」と問われたVは、いかに自分にとって重要であるかを訴え、「一緒にデビューしたいです」と答えたのだ。
2人の友情を物語るエピソードとして、’17年に公式ファンコミュニティ動画でVが読んだJIMIN宛ての手紙がある。
「……今までいい思い出を残せて本当に幸せだった。そして、ごめんね。いつももらってばかりで。
僕がトイレで泣いていると、一緒に泣いてくれて、一緒に夜明けにこっそり出てきて、笑ってくれて、気にしてくれて、考えてくれて、僕のために努力してくれて、理解してくれて、悩みも聞いてくれて、足りないものだらけでカッコ悪い僕をたくさん愛してくれて。これからも一緒に花道だけを歩こう。愛してるよ。僕の友達」
’20年、JIMINは『Friends』というVとのデュエット曲を作詞作曲している。まるで返歌のように。
’13年6月13日、この7人でBTSはデビューを飾った。その後の世界的活躍は周知のとおりだ。