くらし情報『冠水した地下道で高齢女性が溺死…豪雨災害から命を守る新ルール7』

2022年7月28日 15:50

冠水した地下道で高齢女性が溺死…豪雨災害から命を守る新ルール7

21年、豪雨に見舞われた久留米市の様子(写真:朝日新聞)

21年、豪雨に見舞われた久留米市の様子(写真:朝日新聞)



今年も全国で豪雨災害が起きている。7月に入って、宮城県をはじめ、九州・中国地方や京都市の中心部でも、1時間に100ミリを超える猛烈な雨を記録。

また、わずか1時間で、数カ月分の雨が降る可能性もあるといわれる線状降水帯が発生した山口県の山陽小野田市では住宅の浸水被害が報告されており、滋賀県近江八幡市でも、高齢女性が冠水した地下道で溺れて死亡しているのが発見された。

これまでの常識を覆す激甚水害から命を守るため、避難に関する新常識を防災アドバイザーの岡部梨恵子さんに教えてもらった。

【1】予測が出たらすぐに避難

「とくに高齢者や小さなお子さんのいるご家庭は、お住まいの地域で線状降水帯の予測や大雨警報が出たら、それが避難のタイミングだと思ってください。避難指示を待って避難すると、ケガをしたり、衣服が雨でぬれて低体温症になってしまう危険もあります」

土砂災害警戒情報や氾濫危険情報が発表されたら、どんな人でもすぐに安全な場所へ避難しよう。

【2】逃げるときに長靴は履かない

「急に雨量が多くなって車が冠水するおそれもあるので、徒歩での避難が原則。

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