くらし情報『奥山佳恵 勢いだけで歌った『おどるポンポコリン』で3万人オーディションのグランプリに!』

2022年7月31日 06:00

奥山佳恵 勢いだけで歌った『おどるポンポコリン』で3万人オーディションのグランプリに!

は細長いケースに入ったシングルCDを買いましたし、ジャニーズの公式ショップで買った等身大のポスターを天井に貼って、『おはよう』や『おやすみ』のときも、大沢さんと過ごしていました」

進学した高校は自由な校風だった。髪色を変えたりパーマをかけたりしても、教師は注意するどころか「似合っているね」と褒めてくれる環境。そんな個性を尊重してくれる学校で目覚めたのが、彼女の持つエンタテインメント性だ。

「みんなを笑わせたり、驚かせるのが大好きでした。ランドセルで通学してみたり、お弁当の代わりにお豆腐と卓上しょうゆを持っていって食べたり。教室が2階にあったのですが、普通に入口から入ったらつまらないと思って、鶏小屋の金網をガシガシとよじのぼって、窓から登校したこともありました」

放課後は、’90年前後に急増したカラオケボックスにクラスメートたちと行き、Winkや工藤静香の曲を熱唱。

「1曲歌うごとに100円もかかるレーザーディスクカラオケの時代だったので、渾身の1曲を選んで歌っていました」
渋谷や下北沢、自由が丘などに遊びに行く都会的な学生生活を満喫していたが、高校2年生のときに転機が訪れる。

「セールで水着を買おうと、渋谷に行ったときのこと。

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