くらし情報『秋の臨時国会でコロナ5類格下げか ワクチン実費は3500円、初診4236円に!』

2022年9月1日 06:00

秋の臨時国会でコロナ5類格下げか ワクチン実費は3500円、初診4236円に!

実際にどのくらいの負担がのしかかるのか。

コロナ患者に対応してきた杉原クリニック(神奈川県)院長の古川健司先生に費用を概算してもらった。

もし発熱や咳、喉の痛みなどの症状が出た場合や、家族に陽性者が出た場合となると、まず検査が必要だ。

「抗原検査は、自己負担3割の場合は1000円程度。診察料1000円前後もかかるので、実際には約2000円でしょうか。これがPCR検査となると、検査代(3割負担)が2550円ほどなので、診察料と合わせた窓口負担額は約3000〜4000円になりそうです」

陰性ならそれで終わりだが、陽性となった場合はどうか。

「軽症者であっても、症状を訴えていればそれに合わせて薬が処方されます。オミクロン株に多い症状である発熱・頭痛・倦怠感にはカロナール、咽頭痛にはトランサミン、咳にはメジコンが処方されるケースが一般的でしょう」

こうした代表的な症状で、コロナ陽性となった患者のケースを想定すると、負担する医療費は次のようになる。
【初診料】882円
【PCR検査(診断料含)】2550円
【処方箋料】204円
【薬5日分+調剤技術料など】600円

合計4236円の医療費がかかるという概算だ(すべて3割負担の場合)。

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