2022年11月5日 06:00
妻が毒殺、長澤まさみが犯人説も浮上…三谷幸喜が示す『鎌倉殿』“壮絶な最終回”のヒント
たとえば“長澤まさみ犯人説”。
「クリスティに語り手が犯人の作品があるため、語りを担当した長澤まさみさんが義時を殺すのでは、という説も。10月16日放送回で長澤さんが女中役でサプライズ出演したのが伏線だったのではないか、というのです。また、大勢を殺した人間が最期に自ら死を選ぶ作品があることから、義時の自害説なども出ています」(前出・スポーツ紙記者)
前出の本郷教授は、義時の親友なのか敵なのか、謎めいて描かれてきた三浦義村(山本耕史)の裏切りを予想する。
「義時を毒殺するなら、のえか、三浦義村のどちらかではないかというのが私の予想です。『新選組!』で山本耕史さんは土方歳三役でしたが、最後まで近藤勇との友情を貫くという描写がされていました。だから今回は反対に、友達のはずの義時を最後に裏切るんじゃないかと読んでいるんです」
また、あるテレビ局関係者は、こんな大胆な予想を……。「アガサ・クリスティの有名作品をモチーフにした“全員犯人説”。
生き残っている登場人物みんなから毒を盛られて殺されるのではないかという説です。なにしろ怪しい人物が多いんです。のえ、三浦義村のほか、りくを演じた宮沢りえさんが、最終回のパブリックビューイングのトークショーに出席することも発表され、“それでは最終回にも出演しているのでは”と言われています。