2022年11月17日 11:00
現役教師が語る“少年革命家”ゆたぼんの影響力「話題にしている生徒を見たことがない」
といい、ゆたぼんが少年革命家を自称していることについても疑問を呈する。
「ゆたぼんが、どんなものを“革命”と指しているのかが曖昧です。不登校になってYouTubeで発信していることが革命なのか、それとも今後革命を起こすのか。教育制度を改革したいのか、不登校児のために新しい道を作りたいのか。革命のためのロードマップもよくわかりません」
さらに、Aさんは“革命の厳しい現状”を指摘する。
「あくまで私の学校の話ですが、ゆたぼんの話をしている生徒を見たことがありません。ゲームやメディアなど、楽しい話題がありますからね。それに教員のなかでも、ゆたぼんの話になったことがありません。
またYouTubeの世界を覗いても、ゆたぼんに感化された、同じような不登校児を見かけるわけでもありません。
つまり、ゆたぼんの存在によって、教育に何か影響が出ているのかというと“全然ない”ということです。あくまで学校側は、先生も生徒もゆたぼんのことを“不登校という肩書でYouTuberをやっている子”というくらいにしか認識していないと思います。
革命に本気で取り組んでいるのなら、教育業界からも様々な反応があるかもしれません。