くらし情報『コロナ新薬ゾコーバ緊急承認も「医療ひっ迫は変わらない」と医師が警鐘』

コロナ新薬ゾコーバ緊急承認も「医療ひっ迫は変わらない」と医師が警鐘

の感染でも「当然欠勤せざるをえない」と岡教授。

「コロナが5類になっても、もちろん欠勤です。医療従事者は重症化リスクのある人や基礎疾患のある人を多く診るため、うつす恐れのある行為は絶対にできません」

さらに冬場は、コロナのほかに脳卒中や心臓発作などのリスクも高まる。

「コロナ以外の急患も多く、そのような本来の医療体制が提供できなくなったら困るんです」

感染法上の2類相当、5類の分類そのものよりも、医療現場を無視した政府による「コロナ安心ミスリード」こそが最大の懸念だというのだ。最後に岡教授が、私たちが心掛けたいコロナ対策を改めて語る。

「流行状況に応じたマスク着用や手指消毒、行動自粛を各自の判断で行うことと合わせてワクチン接種が最重要です」

自分やまわりの人、その先にいるたくさんの人々の命を守るために、まだまだ油断は禁物だーー。

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