2022年12月27日 15:50
スーパーの買い物時「家族で」「買い物カート使用」がムダ遣いの入口
私たちが日々通うスーパーマーケット。多くの陳列棚にさまざまな商品が並ぶが、実は売り場のいたるところに、私たちが買いたくなるようなさまざまな“仕掛け”が施されている。消費者心理をくすぐる仕掛けにより、つい不要なものにまで手を伸ばして、ムダ遣いにつながってしまうことも。某スーパーの野菜売り場で十数年働いたキャリアを持つ「青髪のテツ」さんは、そんな“客側にとってのお得な買い物情報”をツイッターで発信している。現在52万人のフォロワーを持つ青髪のテツさんに、“お得なスーパーマーケットの歩き方”の極意を聞いた。
(1)買い物は一人で行く
「買い物に行くときは“おひとり様”でお出掛けください。家族でいくと、各々好きなものをカゴに入れてしまい、結果的に出費がかさみます。もちろん、家族一緒の買い物は楽しいものですが、節約の観点からすると、なるべく一人で買い物に行くのがベストです。
スーパーは全体的にお客さんがつい買いたくなるような工夫をして陳列をしています。たとえば、子供用のお菓子でおもちゃのおまけがついている玩具菓子は棚の下の方に配置されています。これは小さな子供さんの目につきやすいから。
夫婦で買い物に行くと、ビールやお酒といったアルコールの大量買いをすることになったり、『じゃあ、おつまみのスナックも買おうか』と、2人の好みのものを買うなどして、結果的に必要以上の出費がかさむことになります」