くらし情報『坂口健太郎 医師役がハマり役の裏で抱えていた「平熱37度」の悩み』

2023年4月19日 15:50

坂口健太郎 医師役がハマり役の裏で抱えていた「平熱37度」の悩み

「僕平熱がすごく高いんですよ。7度(37度)とか普通で、予防接種とか打ってもらえないことはよくありましたね」

坂口の告白に、会場から驚きの声があがっていた。

日本の感染症法では37.5度以上を発熱、38度以上を高熱と定めており、多くの病院では体温が37.5度以上である場合、予防接種を見送ることが多い。

平熱が高いことによる身体的な問題はあるのだろうか。帝京大学大学院公衆衛生学研究科の高橋謙造教授はこう説明する。

「自律神経が関係しているのですが、体温の基準である“セットポイント”というものがそれぞれの人にあります。その“セットポイント”がもともと高い人がいます。個性のようなものですね。


子供のころはみなさん比較的高いんですが、年齢とともに徐々に下がるのが通例です。ただまれに高いままの人も。体質を理解している“かかりつけ医”がいなければ、ワクチンを受けられないこともあるでしょう」

こういった経験が医師役の芝居に生きているのではと、前出のテレビ局関係者は推察する。「菅波先生のような患者に寄り添う医師を演じるにあたり、患者の気持ちに共感できる姿勢は演技の説得力につながっていると思います」

医師を好演する裏には、幼少期からの“熱い苦悩”があったようだ。

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