くらし情報『国民負担率47.5%…江戸時代の年貢と近い重税に 家計苦しめる社会保険料なぜ高い』

2023年5月5日 06:00

国民負担率47.5%…江戸時代の年貢と近い重税に 家計苦しめる社会保険料なぜ高い

とし、「社会保障の安定化のための支出だ」といいますが、体裁を取り繕っているようにしか思えません。

■4~6月は残業しすぎると社保が高くなる

結局、消費税増税だけでは社会保障費をまかなえず、私たち国民の負担が増えるばかりです。

年金保険料は’04年から’17年まで引き上げが続き、介護保険料は’00年の制度開始時より約3倍!雇用保険は昨年10月に続き4月に再引き上げがありました。ほかにもガソリン税や酒税、温泉を利用した際の入湯税など生活のさまざまなシーンで税金がかかりますが、私たちは家計という1つの財布から捻出するしかないのです。

国家予算は’19年度に初めて100兆円を超え、’23年度は約114兆4千億円と初めて110兆円を突破。11年連続で過去最大を更新しています。国家予算の歯止めがきかず、財源として国民の負担が増えるいっぽう。国民の生活が厳しいことなど、岸田首相は関心がないのではと疑いたくなります。


こんな状況で家計を守るには、ちょっとした知恵も必要です。会社員の方の社会保険料は「標準報酬月額」を基に決まります。標準報酬月額は、その年の4~6月の基本給と残業手当、家族手当、住宅手当、役職手当、通勤手当などを含めた給与から算出されます。

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