2023年5月19日 11:00
羽生結弦 プロ引退直前の“最愛スケーター”と最後の共演 幼い心に衝撃受けた過去
ソチ五輪のフリー『ロミオとジュリエット』の衣装も彼がデザインしたものでした」(フィギュア関係者)
ウィアーは震災のあとや五輪のときなど、たびたびSNSなどで︎羽生へ励ましや称賛の言葉を送り、昨年7月、羽生がプロ転向を発表した際にもエールを投稿。
今回の共演は、羽生のプロ転向以来初めてで、プロスケーター同士として向き合う最初で最後のショーになる。佐野さんは、ウィアーの気持ちをこう推察する。
「ウィアーが今回のショーに出るのを決めたのには、最後に一度、プロになった羽生くんと一緒に滑りたいという気持ちもあったんじゃないかと想像します」
最後の共演で、羽生の胸に去来するものとはーー。
「羽生さんは、この5月に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)の特番に出演。その際、“10年後も現役のプロスケーターとして活躍したい”という思いを明かしています。10年後は38歳。いまのウィアーさんの年齢です。
追いかけ続けた人であるだけに、引退目前のその姿は、羽生さんがキャリアを考えるうえでの指標にもなるでしょう」(前出・フィギュア関係者)
佐野さんによると、
「個人差はありますが、38歳にもなると、体力が落ちているのを感じるところはあるかもしれません。