増子敦貴「エロ漫画家役のBLドラマ、キスシーンの角度も研究しました」
お互いどういう感情でこの台詞を言っているのかなど意見の交換をしたり。気を遣っていてはいいものが撮れないので、そこは我慢せずに思ったことを伝えました。キスシーンもきれいに見える角度やカメラのフォーカスなどを研究して撮影にのぞみました」
――増子さんは本ドラマが地上波初主演作品となります。
「そうですね。今回、僕はW主演のひとりで、作品自体を引っ張っていかなければならない重要な立ち位置なのですが、これまで僕はそういった経験をあまりしてこなかったので、新しい挑戦者として、現場に入っていったような気がします」
――戦隊シリーズの撮影現場と違うなと感じた部分がありましたら教えてください。
「戦隊シリーズと違うのは悪がいないことですかね。あと変身しない(笑)。変身しなくても、葉には瑞貴というヒーローがいるので、度々助けてもらいながら撮影はスムーズに進みクランクアップしました」
――増子さんが演じる崖っぷちのエロ漫画家の棚田葉役ですが、葉はどういう人物なのでしょう?
「一言で表すと瑞貴に転がされているような役かと。
漫画家としても、人としても大好きなんですけど、そこを認めたくない自分と、体が求めてしまっている自分にすごく葛藤している人物です」