“会社員のカラオケ大会”にRG、綾小路翔ら著名人も熱狂!「新宿三井ビルのど自慢」に魅了される人が続出する理由
その次の年から毎年行くようになりましたね。最初は決勝だけ行っていたんですけど、3年目あたりからどうもこれは“予選も見ないとダメらしいぞ”ってことになって。決勝には進出できなかったけど、すごい人がいたりするんです」(以下、カッコ内は下井草さん)
1テナントにつき3組まで出場可能で、熾烈な社内選考を行うところもあるほど各テナントも力を入れる「新宿三井ビルのど自慢」。大会側もマンネリ化しないよう制度設計を綿密に考え抜いていた。
「非常にいい仕組みを導入していて、一度3位以内に入賞した人はその後5年間は“殿堂入り”という形で出場できません。そのために、毎年同じような出場者ばかり見るということがなく、フレッシュさが保たれるんです。だから4位の発表の時が、いちばん盛り上がったりするんです、“また見られるぞ!”って。
ただ、回数の下一桁に0と5がつく大会はアニバーサリー・イヤーとして、オープン大会になって、その時だけは“殿堂入り”ルールが撤回されるんです。
前回(2019年)の45回はそうだったんですけど、今回は4年ぶりだったので、出場資格の制限なしで開催されました」
コロナ禍を乗り越えてついに開催された第46回大会。