2023年10月7日 06:00
羽生結弦 バイオリニスト妻とのハネムーン先にイタリアが急浮上した“2つのワケ”
サッカー大国のため、ほかのスポーツに関する報道が少ないなかでも、羽生さんは大手紙にしばしば掲載されていましたよ。著名なスポーツジャーナリストや小説家たちが集って、羽生さんに関するシンポジウムを開催したこともあります」(フィギュア関係者)
そしてなによりこの国は、次の冬季オリンピック開催地である。今回の羽生の「ANA」のインタビューの発言を受け、’26年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック公式Xは大喜び。羽生の写真を添えて、《We are waiting for you #YuzuruHanyu》と投稿し、ラブコールを送った。
「選手として出場しない初めての冬季オリンピックですが、羽生さんに何らかの形で関わってほしいという強い願いの表れでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
実は彼自身のフィギュアスケート人生にとっても、イタリアは特別な場所だ。’19年、GPファイナルでトリノを訪れた際、羽生はその印象を次のように話していた。
「大きなエネルギーがあるなと思っていて、自分がすごくスケートにのめり込んでいた時期の五輪があった場所ということもあり、いろいろな思い出がある。記録としてここに残っているものは一生消えないと思っている」