世界No.1韓ドラ『ムービング』出演 リュ・スンリョンが語る家族愛
ジュウォンとしては、体は衰え、超能力も以前ほどはないなかでも、愛する妻が残した娘のヒスを守るために孤軍奮闘しますので、ぜひ、最後まで集中してご覧いただきたいです」
原作は韓国の人気ウェブトゥーン漫画で、原作者自身が脚本を手がけた本作。このドラマが伝えかったメッセージとは?
「自分にとっていちばん大切なものは何なのか? ということを改めて問いかけた作品だと思います。近年、世界中がコロナ禍を経験し、平凡な日常や身近な人や家族の大切さというものを改めて感じたと思います。この作品を通して、家族のありがたさや、自分にとって最も大切なものは何かを考えるきっかけになればいいなと願っています」
そこで、リュ・スンリョンさんにとっていちばん大切なものについて尋ねると、やはり家族だという答えが返ってきた。
「心臓のように何にも代えがたい妻、そして2人の息子です」
リュ・スンリョンといえば、韓国で観客を動員数1位を記録した映画『バトル・オーシャン海上決戦』(’14年公開)などに出演する韓国きっての名優。次々と世界的ヒットを飛ばす韓国作品の強さについてこう語った。
「物語を作るうえでいちばん肝心なことは、ある出来事に対してなぜこういうことが起こらざるを得なかったのかという疑問、または動機づけです。