【2023年いちばんイラッとした岸田政権の政策ランキング】トップは「紙の健康保険証の廃止」
その初年度である2023年度は、前年度から1兆4千192億円の増額となった。
前年度からの増額は例年500億円程度だったことを考えると、かなり跳ね上がったことになる。
「イラッとした」というアンケートの回答を見てみよう。
《国民の生活のほうがよっぽど大変なのに、そちらに金を増やしてる場合か》(61歳男性)
《防衛費増額より物価高などに充てるべき》(52歳男性)
《他に使うべきとこがある》(52歳女性)
予算の枠を増やすのは「防衛費ではない」という声は根強いようだ。
一方で防衛費の増額に「イラッとする」という声は、違う角度からも……。
《アメリカにおんぶにだっこ状態は良くない。防衛費にももっと自主性がほしい》(75歳女性)
《アメリカの機嫌取りで国民を見ていない》(60歳男性)
1960年に現在の日米同盟が締結されて以降、防衛費に関して、常にアメリカの意向が強く反映されているという見方は多い。
対米政策において岸田首相の「聞く力」が存分に発揮されてしまっている可能性も十分にある。
【3】紙の健康保険証の廃止
岸田政権の支持率を大きく下落させた「紙の健康保険証の廃止」は、「イラッとした」